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■ちょっとした小技集



pufService が起動できない on Feb. 2, 2004
InterMail Post.Office の 3.8 からだったと思いますが、SMTP/POP3 などの機能を実装した「post.office MTA」 サービスの他に「post.office pufService」というサービスが追加になっています。

これは、Per User Filter Service の略だと思いますが、このサービスが起動しなくなってしまうことがあります。
このサービスが起動していないと、ユーザ単位のフィルタ機能は使えなくなってしまうのですが、それだけでなく post.office MTA サービス自身も停止しまうことがあります。

実はこのサービス、2586/tcp ポートを内部的に使用しています。 このポートに接続できないと pufService はログも何も吐かずに終了してしまいます。

このサービスは特定の NIC(IPアドレス)でのみポート受付を LISTEN します。
OS標準の「TCP/IP フィルタリング」でポートを閉めている場合には、 2586/tcp を開けないと、このサービスを起動させることができません。




Linux で COM ポート(シリアルコンソール)を使用したい on Jan. 30, 2004
他力本願的な内容ですが(^^;
Linux でシリアルコンソールにクロスケーブルをつないで、別の PC から TeraTerm などでコンソールログインする方法について、、、

エンタープライズ: Linux Tips - シリアルコンソールを使いたい
 http://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0617.html

が参考になります。
この設定では、LILO でも GRUB でも 9600 bps の転送速度で設定していますが、115200 や 128000 bps に設定しても たいてい動作するようです。
9600 bps では ls とかしたときに表示が遅い…




NTプログラム配信ができない on Jan. 25, 2004 (modefied on Feb. 2, 2004)
InterMail Post.Office には NTプログラム配信機能というものがあります。
これは、sendmail に代表される /etc/aliases にパイプ処理させたいプログラムを記述して標準入力からデータを受け渡す方式と同じです。

Post.Office にも同様の機能として、NTプログラム配信機能というものがありますが、 期待した通りの動作をしてくれないことがありますので、その場合には以下の事項を確認します。

  • プログラムは、コンソールアプリケーションか?
    GUI を持つ(WinMain()を持つ)プログラムはコールできません。(popen()によりプロセス生成しているものと思われる)

  • C:\Temp フォルダはあるか?
    C:\Temp フォルダをカレントディレクトリとしてプログラムが呼ばれるため、存在しないとプログラムが起動しません。

  • プログラムを実行するアカウントの C:\Temp フォルダに対するアクセス権の確認
    少なくとも、読み取り権が必要です。

  • プログラムは、trusted フォルダに入れておく
    既定値は上記のフォルダです。変更できるかもしれませんが。。。

  • プログラム名に .exe を付ける
    付け忘れると起動できないようです。
これ以外にも確認する細かいことはありますが、特に2番目の C:\Temp フォルダが存在するか? をチェックしてください。
私は昔、これにハマりました・・・(;_;




InterMail Post.Office Ver. 3.x.xがインストールできない on Nov. 15, 2003
Windows 用のメールサーバでは結構有名(?)な10ユーザまでなら無料で使用できる Post.Office ですが、 このソフトウェアをWindows XP や Windows Server 2003にインストールしようとすると、 レジストリの最大サイズが0MBなのでインストールできない、と表示されてしまいます。

実は Windows XP 以降では Windows 2000 までにはあった最大レジストリサイズの指定ができなくなっています。
正確にはできないのではなくて、する必要がなくなった からのようです。

ところが、Post.Office のインストーラは最大レジストリサイズの書かれたレジストリを読み取りに行き、 記載がないので、このようなエラーを出してしまうというわけです。
解決策は以下の通りです。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control 配下に DWORD値の RegistrySizeLimit を作成する。
データはリトルエンディアンで指定する。
 例) 80MB = 0x00500000
 例) 300MB = 0x12c00000

最低 2MB以上が指定されていればインストール可能。

Windows 2000についても、このレジストリが存在していないことがあるので、一度設定ウィンドウで値を適当に変更して [OK]すると作成されます。




サービス固有のエラーが発生しました: 711 on Nov. 12, 2003
今更的な話題ではありますが・・・。Windows 2000を要塞化などして、不必要なサービスを止めた後に Routing and Remote Access サービスを使ってIPパケットフィルタリングしよう! とか思った時に陥りやすい問題がこれです。

Windows 2000 で Routing and Remote Access サービスを起動しようとすると、

サービス固有のエラーが発生しました: 711

と表示されて、サービスが起動しないことがあります。
さらに、イベントログのシステムログに7024のIDで記録されます。

これは、Remote Access Connection Manager サービスが起動していないと、 Routing and Remote Access サービスは起動できないという仕様のためです。(サービス的に依存しているわけではないのですが)

そうなら、そうと表示してくれてって思うが・・・。

ここ(米MS社)に書いてあります。

さらに先ほどの Remote Access Connection Manager サービスは Telephony サービスに依存しているので、 このサービスを起動し、Remote Access Connection Manager を起動した後に Routing and Remote Access サービスを起動する 必要があります。




netsh routing ip show filter で、ローカルエリア接続が正しく表示されない on Nov. 9, 2003
この現象は Windows 2000 で発生します。Windows XPや2003では発生しません。

netsh routing ip show filter を実行すると、物理イーサネット インターフェースの名前の表示が {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} のように表示されてしまう現象が発生することがあります。
これは、Remote Registry Service が起動していないと発生します。 そのため、netshコマンドを使用するときはこのサービスを起動させておく必要があります。 設定が終わったら止めてもIPパケットフィルタリングには影響しないようです。

※Remote Registry Service はその名の通りリモートマシンからレジストリを変更するためのサービスなので、必要がないなら停止すべきです。




パッシブモードでの IE からの ftp ダウンロード on Sep. 20, 2003
Windows に最初からインストールされているコマンドライン版の ftp.exe はパッシブモードに対応していません。
そのため TCP/IPフィルタリングで TCPポートを制限していたりすると 当然通常モードの ftp は使用することができず、つまりコマンドラインから ftp ができなくなってしまいます。
パッシブモードが使える ffftp などを使う手も もちろんありますが、IEでも可能です。

まず、IEのツールメニューからインターネットオプションを起動します。
[詳細設定]タブをクリックして、[ブラウズ]という項目を探します。
[パッシブ FTP (ファイアウォールおよび DSL モデム互換用)を使用する]にチェックを入れます。


あとは、IE のアドレス欄に ftp://サーバ名 と記述するだけです。

anonymous ではなく、ユーザ名とパスワードを最初から送りたいときは、アドレス欄に

  ftp://user:passwd@ftp.hogehoge.info/

と ユーザ名:パスワード@サーバ名 というフォーマットで記述すると可能です。(当然細かいパスもかけます。)




PowerPointを使用していると、CPU使用率が100%になる on Sep. 17, 2003 (modefied on Sep. 20, 2003)
PowerPoint2000/2002 にて、オブジェクトをコピー&ペーストしたりすると、POWERPNT.EXE の CPU使用率が 100%に達したままになってしまうことがあります。
これは、よくわからないのですが、どうやら【自動文章構成】がオンになっていると発生するようです。

[ツールT] → [オプションO] で下のようなウィンドウが表示されます。


赤枠の部分のチェックを外し、[OK]ボタンをクリックします。

これで問題が解決するハズです。




コマンドの連続実行 Oct. 19, 2002
たとえば、コマンドプロンプトを開き Windows Timeサービスを起動して停止するという処理は通常
     >net stop "Windows Time"
     >net start "Windows Time"
でOkayなわけですが、ここではこれを1行で済ます方法をご紹介します。実に簡単です。

     >net stop "Windows Time" && net start "Windows Time"
     
と、&&でコマンドを繋ぐだけです。




ポートを開いているプロセスを特定する Oct. 14, 2002
Windows / UNIX問わず、netstat -anなどしたときに表示されるポートを実際に開いているプロセスは何なのか 特定したいときがよくあります。
Windows XPなら、netstat -oが便利です。詳しくは @ITを参照 してもらうとして、ここでは、FreeBSDで特定する方法を紹介します。 fstatはBSD系にしかないようなので、Linux等は fuserで代用できるかもしれませんが、知りません。

一番簡単なのは、sockstatコマンドです。
これで全部わかります。…で、終わってしまうので、その他の方法を。

netstat -anA (a: 全ての接続, n: ポート番号で表示, A: PCBを表示)でPCBを表示させます。 必要ならば netstat -naA | grep "*.8080"等とします。
次に、fstatを実行して、上記コマンドで表示された PCBの列の値キーに表示させます。 ex.) fstat | grep "xxxx"
このとき2番目の列に表示された名前がそのポートを開いているプロセスです。PIDも表示されます。

まとめるなら、
     # netstat -anA | grep "*.68" | cut -f1 -d' '
     c8104e00
     # fstat | grep "c8104e00"
     root     dhclient      59    6* internet dgram udp c8104e00
     
などとも書けますね。




DivXをインストールしたらIEが落ちるようになった Oct. 13, 2002

DivXをインストールするとスパイウェアがインストールされます。たぶん、これは事実です。
GMT.EXEや、CMESys.EXEが動いていたら、すぐに停止する手段をとりましょう。
私の環境ではDivXPro502GAINBundle.exeをインストールしたところ、IEが落ちたり、Windowsがハングアップ する現象が多発しました。タスクマネージャから GMT.EXEを殺すと一緒にIEも死ぬことから間違いなく、こいつが犯人でしょう。
というか、ブラウザを乗っ取るのはやめて下さい(^^;

この2つのプログラムを削除する手順は、ここに書いてあります。
要約すると、
  • 気持ちが悪いのでスタートメニューから関連するものを全て削除
  • 窓の手を使うか、Windows 98/Me/XPなら msconfig.exe、Windows 2000なら regedit.exeを使って、自動実行リストから外す
  • タスクマネージャか、kill.exeでGmt.exeとcmesys.exeを抹殺
  • CMEIIとGMTフォルダを削除
  • ゴミと化したレジストリ、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Gator.com, gatortestを削除 (regedit.exeの使い方のわからない人はやっちゃダメよ)
ってことです。


★追記 on Sep. 17, 2003

 最新版は Ver. 5.1 になっていますが、ダウンロードできるファイルのうち、"〜GAINBundle.exe" となっているものがスパイウェア付属のバージョンです。
 通常は、FREE 版を選びましょう。




Windows 2000サービスパック3適用済みブータブルCDを作る Aug. 25, 2002 (modefied on Oct. 13, 2002)
手順としては、
  1. ハードディスクへオリジナルのWindows 2000 Professional/Server CD-ROMの内容を全てコピー
    (i386だけでも良いが、どうせCDに焼くんだから全部の方がいいでしょ)
  2. w2ksp3 -s:g:\w2kp と、コピーした先のフォルダを指定してSP3をコピーしたオリジナルの内容に適用する。
  3. ここからw2k_rip.exeをDLして、こいつで、オリジナルCDからブート情報をリッピングする。
  4. isoイメージを作る & 焼く(ボリュームラベルはオリジナル同じもので)。
  • 情報元のhttp://suiten.to/kawasaki/column/bootable/さんにはもう少し詳しく解説されています。
  • そのページにも載っている CDRWINというCD-R Writerはデモ版では等速でしか焼けないでの isoイメージだけ作って、後は一般市販のライティングソフトで isoイメージを焼きましょう。
  • SP3は、w2ksp3.exeに -sスイッチが使えますが、SP2の w2ksp2.exeは一度展開しないと使えません。(w2ksp2 -x:g:\tmpなど)
  • 同じ方法で hotfix適用済みの媒体を作ることも可能です。
  • もっと詳しく詳細を知りたい人は、Windows TIPS -- Tips:Windows 2000のインストールとService Packの適用を一度に行う方法がお勧めです。

注意点

SP3適用済みWindows 2000は、このままだとWindows Updateがうまく実行できません。
対策は、
Windows 2000 Service Pack 3 適用後に、Windows Update でエラーが発生 にあります。
要は iuctl.dllをリネーム or 削除すれば良くて、そうすると Windows Updateサイトに接続時に自動的に(セキュリティ設定によっては[YES/NO]を聞いてくる) 新しいバージョンのiuctl.dllがダウンロードされるからです。(Ver. 5.4.3628.1 → Ver. 5.4.3630.11以降)



CodeRed/Nimdaからの攻撃のアクセスを IISのログに残さない方法 May 18, 2002 (modified on Oct. 13, 2002)
1年以上前に猛威をふるった CodeRedNimdaですが、今でも感染している IISが世界中に無数に存在しています。
自動的にhttpdに対して攻撃してくるので、ログが肥大化します。
ここでは、IISの"World Wide Web Publishing Service"へのアクセスそのものを成功させない方法を紹介します。

方法

  1. 「既定のWebサイト」や他に作ったサイトを右クリックして[プロパティ]を選択します。
  2. 次のウィンドウが表示されるので、[詳細(D)]]をクリックします。

  3. 次のウィンドウが表示されたら、赤枠の部分をクリックしてから、[編集(E)]をクリックします。


  4. ホストヘッダ名の部分にサイトのFQDNを入力し、[OK]をクリックします。


  • この方法は apacheとかで言う「バーチャルホスト」の設定の一部になります。IISでは「複数のWebサイト」と呼びます。
    こうすると、ホストヘッダのないアクセスは無視されますので、IPアドレスからのアクセスはできません。 CodeRedやNimdaの自動攻撃は無作為に作った IPアドレスで httpdにアクセスしますが、ポートに接続できないためログが残りません。
  • IPアドレス生のアクセスも許可したい場合にはもう1つ Webサイトを作り、ホストヘッダ名にそのホストのIPアドレスを入力すれば出来ます。
    しかしあまり意味を持たないでしょう。
  • 2つ以上の Webサイトは Windows 2000/XP Professional版の IISでは出来ません。Server版が必要です。



Singer Song Writer 5.0をWindows 2000/XPにインストールする Jan.12,2002 (modified on Oct.13,2002)
Singer Song Writer 5.0はもう既に生産の終了したソフトウェアですが、SC-8850のパッケージ版等に添付されていたので 使用されている方も多いと思います。
しかし、このソフト、Windows 2000/XPにインストールできません。
セットアップを互換モードで動作させ、OSを偽ってもソフト自体がWindows 2000/XPに対応していないため、起動しません。

対策

  1. Singer Song Writer 5.0 for Windows Ver5.10bへのアップデートプログラム から、パッチをダウンロードして、解凍し実行します。
    このセットアップからは Windows 2000/XPにSSW5.0をインストールできます。(製品CD-ROMが必要です)
  2. 必要ならば最新の Ver. 5.10hにアップデートします。
    Singer Song Writer 5.0 for Windows Ver5.10hへのアップデートプログラム をダウンロード。





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