このレビューは以下のような条件下において行っております。
- テスト機は MEDIAS WP N-06C
- SIP, IAX の Register 先は Asterisk 1.8.x系
- 音量が小さい問題は N-06C 特有の問題だと思われる(アプリのユーザレビューに、音量が小さいなどと言ったクレームが見あたらないため。)
そのため、他の Android 端末ではそのまま当てはまらない点もあるかと思いますので、予めご了承ください。
一番最初にインストールして試してみたアプリです。
本体の電話機能と統合される感じで、通話履歴なども残ります。
良い点
- 2SIPアカウント登録できる
- 0発信設定などの電話番号のカスタマイズができる
- 電話に出るときはドロイド君を上に、電話を切るときはドロイド君を下にスライドさせる独創的なインターフェース
悪い点
- 音がデフォルトで小さすぎる。設定の Earpiece Gain を Highest にして、屋内なら使えるレベル
- 常駐させていると、携帯自身の電話と統合されてしまうため、電話を携帯からかけるか、SIP からかけるかを選択できず、常に SIP が優先されてしまう。(電話のデフォルトになっているわけではない)
Tips
- 電話中のダイヤルパッドは、ディスプレイ下部に見えているのでスライドさせると表示される
- 0発信などの特別な設定は、[Advanced Options] –> [Search & Replace] から行える。(但し、1ルールのみ)
- 0 発信にするには、^0([^0].+),00\1 と書けば良い。(http://www.lp-rom.com/?p=38 を参考にさせて頂きました。)
Asterisk 発祥のプロトコル IAX2 (Inter-Asterisk eXchange) に対応しています。
本体の電話機能と統合される感じで、通話履歴なども残ります。
Beta とあるので、まだβ版なのだと思います。
良い点
- IAX2 を使うので、SIPよりも NAT越え問題などをクリアしやすい
悪い点
- 音量が元々小さい上、携帯本体を耳に当てると、さらに音が小さくなってしまう(受話口モードと思われる)
- Siproid と同じく、携帯本体の電話と統合され、電話をかけるときはこちらが優先されてしまう。
- 0 発信のような設定が見あたらなかった。
Tips
- 電話中のダイヤルパッドは、N-06C 本体左下の […] で表示される。
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