このレビューは以下のような条件下において行っております。
- テスト機は MEDIAS WP N-06C
- SIP, IAX の Register 先は Asterisk 1.8.x系
- 音量が小さい問題は N-06C 特有の問題だと思われる(アプリのユーザレビューに、音量が小さいなどと言ったクレームが見あたらないため。)
そのため、他の Android 端末ではそのまま当てはまらない点もあるかと思いますので、予めご了承ください。
良くできているというイメージの SIPフォンです
バッテリー消費も少ないと思います
複数 SIPアカウントに対応しています。
良い点
- 伝統的なプッシュホンなので、直感的で使いやすい
- 携帯本体の電話と、3CX Phone は別物として電話機能が提供される。最近のバージョンは通話ログは本体にも残せる。
- 最近のバージョンは通話ログは本体にも残せる。
- 電話帳からのコールは 0発信などの設定項目が直感的にすぐわかる。
悪い点
- 最大音量にしても音声が聞き取りづらい。さらに携帯本体を耳に当てると、さらに音が小さくなってしまう(受話口モードと思われる)
- 音声検索が、「オーディオエラー」となって、使用不可能になる。
Tips
- 特になし
音量の小ささに諦めかけていたときに出会った SIPフォン
強制終了も一度も無く、とても安定しています
携帯本体と統合させても、電話をどちらから発信するかなどを選べ、とても便利です
良い点
- Android 自体の電話と統合するかどうか選択できる (Integrate with Android)
- 統合させても、携帯本体の電話から電話するときは、どのアプリを使うか選択できる。もちろん選択肢には本体の「電話」もある。
- 統合しない場合は、Android の電話と別々になり、通話履歴も共有されないが、設定で Dialer と Call logs は別々に統合するかしないか選択可能といった気配り。
- 音量が耳に当てても小さくならず、聞き取りやすい
- 0発信などの prefix は Filter 設定から行える
悪い点
- 音声は通話のたびに、最大音量にしないと屋外では少し聞きづらい。
Tips
- 0発信設定は、Filter 設定の Rewrite ルールで行える。
- たとえば、Custom RegExp で ^0[^0] & Prefix by 0 に設定すれば、0 で始まり次の1文字が0以外の番号については、先頭に 0 を付けて発信されるようになる。
- この Rewrite ルールだと、電話帳に 0063 など、00 で始まる番号があった場合はそのままの発信になってしまうので、別の Rewrite ルールを作成する必要がある
- ただし、00 で始まる番号は、050業者や、03, 06 等いわゆる 0AB~J番号を Asterisk で扱える アジルフォンや東西 NTTの ひかり電話 が発信対応していない場合が多いと思われるので、検討順位は低い。
» 結論
最初にも書きましたが、「CSipSimple」が一番私にあっていました。
もし、N-06C をお使いで、なんか SIPの音量が小さいんだよな-、とか色々なご不満があれば、このアプリを試してみる価値があるかと思いますヨ。
前のページ
関連するコンテンツ
- N-07D プリインアプリの無効化
- VPN 接続時には広告を表示させない ~N-06C の VPN 事情
- VPN 接続した N-06C にプロキシを通す ~N-06C の VPN 事情
- ATOKPad for mac が表示されない時のメモ
- 発着信番号が +81表記になる
コメントを残す