セカンダリMX (MTA) を構成する

再送間隔

セカンダリMX が受信したメールは、第一優先の MX が復活するまでの間、メールキューに保存されます。

デフォルト設定では、再送信までの時間は 1000秒 (約17分)です。それでもプライマリのメールサーバが復活しない場合には、さらに2倍の 2000秒(約33分)後に再送信します。そでも駄目なら、以降は、4000秒(約67分)間隔で再送信を試みます。

この4000秒間隔での再送信は 5日間(432000秒)続けられ、それでもプライマリのメールサーバが直っていなかったら、仕方ないので、送信者にメールが送信できないと返信します。

たいていは、このデフォルト設定のままでも問題無いとは思いますが、プライマリMX の復活まで時間がかかりそうなときは、予め main.cf の以下のパラメータを変更しておくと良いと思います。

  • minimal_backoff_time
    • 配送を試行する最小の時間間隔。デフォルト 1000s
  • maximal_backoff_time
    • 配送を試行する最大の時間間隔。デフォルト 4000s
  • maximal_queue_lifetime
    • 配送を諦めるまでの時間。デフォルト 5d

詳細は、http://www.postfix-jp.info/trans-2.1/jhtml/postconf.5.html をご参照ください。



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