以下の3つのコンテンツの最終回です。
前回までで、Android端末 Medias N-06C は VPN接続した際には Squid を通してインターネット等にアクセスされるようになりました。
Squid がキャッシュサーバとして動作するので、静的なページなどは表示が早くなったりしていることでしょう。
しかしながら、Squid をキャッシュだけに使うのはもったいない(?)ので、ついでに Androidアプリの邪魔な広告を表示させないようにしてみようかと思います。
N-06C の VPN 事情 と PPTP を Cent OS 5.x にインストールする ~N-06C の VPN 事情 の続きです。
今回は、PPTPサーバの構築まで終わっているので、PPTP接続した N-06C を透過型プロキシに通したいと思います。
N-06C の VPN 事情 の続きです。2011年夏モデル Android端末 Medias N-06C は標準の VPN プロトコルとして PPTP しかサポートしていないという、完全なる ガラスマなわけで、root の取り方も判明していない以上、郷に入っては郷に従えの精神でいきたいと思います。
本日は、Poptop のコンパイルと設定まで行いたいと思います。
NECカシオの Android端末 MEDIAS N-06C は厚さが 7.9mm で防水、ワンセグ有り、おサイフケータイ有り、赤外線通信有り、と全部入り的ないわゆるガラパゴス・スマートフォンなわけですが、2011年の夏モデルだけあって、Android OS も 2.3.3 を使用しています。
が、Android OS 2.3.3 がネイティブにサポートしているハズの SIP 機能を削ってしまったり、さらには VPN に使えるプロトコルがなんと PPTP しか無く、他の L2TP/IPsec などの機能はごっそり削ってしまっています。
2011-08-31 に実施したソフトウェア・アップデートで、特に何もアナウンスされていないように思いますが、IPSec / L2TP という項目が追加され、L2TP over IPsec が利用可能になりました。
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UT-VPN が公開されてはや1年以上経過していますが、ソースコードが派生したとか、あまりニュースは聞きません。
私は、さくらのVPS 上に UT-VPN が入っており、家庭内LANと安全に接続していたりします。
ところで、UT-VPN クライアントをインストールした Windows や Linux マシンのクライアントの設定をリモートで管理する場合、UT-VPN の クライアント接続マネージャを使えばいいわけですが、UT-VPN の有償版である、PacketiX も使っている場合、PacketiX のクライアント接続マネージャを使って UT-VPN クライアントも管理したくなると思いますが、実はできません。
。。。とは言ってもプロトコルが異なっているわけではなく、意図的に LISTEN しているポート番号を変えているだけだったりします。
iPod Touch や iPad には標準の機能として L2TP、PPTP、IPsec を使った VPN 機能があります。iPhone は持っていないので確かなことは書けませんが、同じだと思います。
残念ながら iOS は SSL-VPN には標準では対応していませんが、たとえば Juniper Networks社の SSL-VPN 装置があれば、Junos Pulse というアプリで SSL-VPN 接続する機能を追加できます。
また、SoftEther社が PacketiX またはそのオープンソース版 UT-VPN で iOS用のクライアントを提供してくれれば、もっと手軽に SSL-VPN が利用できるになります。一応 UT-VPN では iPhone 用のコードを追加予定とあるので、可能になる日がくるかも知れません。(参考)
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